鰐の国。

に、いつか行きたい

私のジャニヲタ人生を語る上で外せない存在①

滝翼FCから届いたという2人の直筆メッセージが気になる(非会員)。


タッキー&翼解散発表から早2ヶ月半。
未だにショックから抜け出せない人は私だけではないはず。
思えば、初めて好きになったジャニーズはタッキーだったような気がする。
確かあれは大河ドラマの『義経*1の時だったな。
当時はまだ小学校中学年くらいであまり覚えてはいないけれど、毎週毎週、真剣に見ていた。気がする。

彼自身を特別推していた訳ではないのだけれど、滝沢さんはやはりJr.を追いかけていた身としてはとても大きな存在でした。
私が河合くんに惚れた最初のきっかけも滝沢演舞城だったんですよね。
えびが出ていた数年だけだけれど、沢舞台を見ていて感じたタッキーの印象はこれ。

白馬の王子様を具現化したような容姿を持ちながら、その中身は誰よりストイック。
キラキラしているだけでなく、妥協しない性格から来る泥臭いほどの男らしさ。

こんなに完璧な人間がこの世に存在するのだろうかと、本気で思ったことがあるくらい。

昔から彼は、Jr.や後輩の事をよく気にかけていましたね。自分の舞台にも積極的に出させたり。
えびちゃんやふぉ〜ゆ〜もとてもお世話になりました。
その時からなんとなく、この人は実は裏方の方が好きなんだろうな、というのは漠然と感じていました。
舞台の演出したり、後輩のMV作ったりしている時の滝沢さんは一段と活き活きとした表情をしている気がして。

あ、そういえば先日 SixTONESのMVが公開されましたね。
「滝沢初MVプロデュース*2」とか言われてますけど、

本当の初プロデュースは舞闘冠なので

舞闘冠PV-Now and Forever - YouTube

↑これですから!!!

たまにあの事務所こうやって昔のことを無かったことにしやがる時あるから……ほんと……。

脱線してしまいましたが、つまり、滝沢さんはこうやって、裏方に回って、人や舞台作品の演出をする事が1番好きなことなんだろうなと、思っていました。
だから今回滝沢さんが下した結論は、ある意味遅かれ早かれやってきていた事なのではないかとも思うのです。(と言いながらそれにしたって早すぎると泣きたくなる気持ちは本当によくわかります)

36歳。まだまだこれから先も表舞台に立つ演者として充分に活躍できる年齢。
それに対して、どうして?早すぎる!と思う気持ちも切実にあって、
来年から表現者としての彼を見る事はもう無いと思うと滅入ってしまう。
ドニワカの私ですら、これだけ意気消沈しているのに、長年ずっと追いかけてきた人たちは本当に辛いと思う。
でも、彼の意思は固い。
その決断の重さも充分に伝わっている。
今は全部は受け止められないけれど、少しずつ受け入れて、彼の決断を私たちは見守っていかなければならないのだと思います。


タッキーの話だけで紙面が尽きてしまった。
この続きはまた後日。

*1:どうやらCSのチャンネルで再放送されていたらしい。うち見れねえ。https://www.ch-ginga.jp/sp/feature/yoshitsune/

*2:https://www.google.co.jp/amp/s/amp.natalie.mu/music/news/306615

定点カメラっていいよね

最近ひたすらにこれを見ています。

Travis Japan【ダンス動画】Happy Groovy (dance ver.) - YouTube

一昨日で松松コンビが入って新生トラジャになってから1年だそうです。
もうそんなに?というよりは、まだ1年しか経ってなかった??という感じ。
というのもこの1年はあまりトラジャを追いかけてなかったんですよね。
初期メンバーが好きすぎてどんどん人数が少なくなっていくのがなかなかに切なく、受け入れられず、というのもありまして。
少クラもあまり真剣に見てなかったのもあり、この曲、このとき初見でした。

感想。

むちゃくちゃええやん。

え、この曲前からあった????
何で聴き逃したんだろう?????
むちゃくちゃええやん??????(2回目)
てか、トラジャってもう4曲もオリジナル曲あるんですね*1……はえー知らなかった……。

定点カメラっていいよね。
全体のダンスがしっかりと見られるからとても好きです。
わりと、TV番組見ててもアップ映してもらうよりむしろずっと引きで撮ってくれる方がいいんですよね。
パッとメンバーが大きく抜かれてるときに、「え!!そこ後ろでかっこいいダンスしてるのに!!」って思ってしまうんです。

もちろん推しの顔も好きですし大画面で大映しになってくれるのもいいんですが、やっぱりパフォーマンスを重点的に見たいと思うからですかね。
ダンス構成の高い曲ほど、やっぱり全体が見える形で映してほしいなと個人的には思いますね。
マックザナイフのカメラワーク指示した人は絶対許さない

これを見た後少クラでこれを歌った回*2も探し当てて見たのですが、なによりも如恵留くんが楽しそうに踊っているのを見てほっこりしました。
ひたすらにニワカの私が言うのもあれなんですけど、如恵留くんは昔から良くも悪くも真面目な子だなと認識していて、
そのダンスのキレと美しさは本当に手本のようで素晴らしいと思っていましたが、
他方、もうちょっとくだけて踊ってくれる方がいいのにな、とも個人的には思っていました。

しかし少クラでHappy Groovyを見たとき、まず目に留まったのは、その如恵留くんのはじけ具合。
トラジャのパフォーマンスを見るのは本当久しぶりで、曲が楽しいのもあるけれど、活き活きと踊ってらっしゃる。
良い意味で、緩く、心地よい面持ちで。

純粋に見入ってしまいました。とても素敵。
既に踊りの基礎、美しさの技術ははなまるな彼なので、どんどん遊び心を加えて、更に彼だけの素敵なダンスに仕上げていってほしいなと思います。

そんなこんなで久々に、トラジャええわぁ……と思ったお話でした。

えびちゃんも、なんならディスクの特典に全曲定点カメラ付けてくれてええんやで(金なら積む)

空中空地『轟音つぶやくよううたう、うたう彼女は』

 

2018年10月20日

空宙空地さん『轟音、つぶやくよううたう、うたう彼女は』を観た。

 

2年前に七ツ寺共同スタジオで初演を見て、今回が2回目。

初めてナビロフトまで行ってきました。

 

このお芝居は言うなれば女性の生き方のようなものを描いた作品で、前回見た時もすごく心に刺さったのを覚えている。

家事に追われ、子育てに追われ、流されて生きていくうちにあっという間に人生は終わっていく。

そういう母の生き方を見て「楽しいの?」と問いかける娘。

母親とは違う生き方を目指すが、結局娘も、気づけば母と同じような生き方をしていると気づく。

 

初演の時は泣かなかったのに今回2度目の観劇にも関わらず涙が出てしまった。

私にとってもこの2年で色々と思うところが変わったんだなあ。

てか、前回公演もう2年も前なのか。はえーーー去年くらいのイメージだったんだけど(白目)

 

ほんと、人生って早い。

 

小学校の6年間よりも中学の3年間よりも高校の3年間よりも大学の4年間は早かった。

ついこないだ入学したばっかりのような気がするわぁって言うのは結構本心で、このお芝居のように本当に「あっ」と言ってる間にどんどん時間は進んで自分だけ置いていかれているような気持ちになる。

そのくせバイトしてる時とかの時間ってめちゃくちゃ長く感じるんですよね。そこは飛ぶように過ぎ去ってくれていいんですけどね。

パートさんのシーンはめちゃくちゃすきで、3人のやり取りに終始笑ってました。

妙にリアルなところがすごく面白い。

自分にとってどうでもいい事とか、早く終わらないかなって思ってることは長く感じるもので、人生の体感の短さと対比してお芝居のシーンの長さに表れてるのが秀逸だな~~と思って見てました。

 

「人はただ、食べて寝て子供作って死ぬだけだ」

そうなのかもしれないなぁ。

まだ私にはよくわからない。

何故、涙が出たのかもよくわからない。

このお芝居の最後のシーンのお母さんや娘さんの感覚に共感するには、まだまだ自分は子供だ。

まだ私は周りの大人たちに「楽しい?」って問いかけてる段階にしかいない。

数年後、数十年後にこのお芝居を見たら、また違ったように見えるのかも。

そうだったらいいな。